本格的に作ると金かかりすぎる何かすごそうな料理
wikipediaによるとこう
ビーフストロガノフ(beef stroganoff、ロシア語ではбефстроганов(ベフストロガノフ)またはговядина по-строгановски)とは代表的なロシア料理のひとつである。「ベフ」は英語の「ビーフ」ではなく、ロシア語で「~流」であり、「ストロガノフ流」の意であるとの説もあるが、これを俗説とし、「ビーフ」はフランス語のブフ(Bœuf・牛肉)に由来する、と主張する考察も存在する。ただし、本場ロシアでも鶏肉や豚肉を使用したアレンジ家庭料理は散見される。
結局どっちやねんと言いたいが、名前が品質に影響することもないので置いておこう。
基本的にはたまねぎと肉とキノコなんかを炒めて、洋風に調味したものに生クリームを合わせた料理ということになる。
ポイントは小麦粉を振り入れることで、とろっとした仕上がりになる。生クリームの濃厚さも相俟ってとてもデリーシャス。
別段工夫しなかったせいで配信的な面白さは損なった。いや毎回面白くする必要はないと思うのだけれどね。
今回たまねぎを極薄切りにして、あめ色たまねぎを目指してみたんだが、どうにもうまくいかない。たぶん火加減のせい。
西洋料理じゃ基本になってるあめ玉作りなので、自在に作れるようになるとよさげだなあとは思いつつ、なかなか身につかない。
西洋のカツオブシとか言われてるそうだが、和風ダシは放置プレイで勝手に出てくれるのに対し、焦がさないようにずっとかき混ぜ続けるあめ玉のめんどくさい度が高すぎる。
なんかこう、ほっとけばあめ玉が出来上がるような調理法ないし器具がないものか。まあ売ってるから買えばいいんだけどね。
高温を保って攪拌し続けるとか工業的やり方だから大量生産してるところもあるんだろうな。さすがだぜ日本一消費される野菜。
んで、アメ色に届かなかったたまねぎだが、どうも1個じゃ少ないというか水分抜けてちんまりとなってしまう。
あんまり入れすぎても味がぼやけるけど、甘いのが好みなのでもう一個くらいいれてもよかったかもしれない。
そのかわり目がえらいことになる。たまねぎの涙ロート成分に頗る弱いので、作ってるときはともかく食った後まで涙目。涙目実況。悲しくて悲しくてとてもやりきれない実況。
それでもうまいものが食えるなら上等上等。
ビーフストロガノフといいつつ豚肉や鶏肉を使うネタも考えたが、鉄人に怒られそうだったので普通にオージー牛を使う。
あと生クリーム必須なので適当に買ったらお高いやつだった。レジでびっくりしたが昨今のインフレムードのおかげでまあこんなもんかと思ってしまう。
お高い生クリームは一味違うね。家庭の味がワンランクアップして1UPしてキンコンカンコンですよ。やったね。
とろりとしたスープというか汁がご飯に絡んで美味し。生クリームが肉の臭みを消して(とwikiに書いてあるがあんまり気にしてない)具材のうまみを調和させている。
それにより肉のうまみが一層引き立ち、あー肉だこれ肉食ってるわー感が出ててグッドな一品でした。
さて、あまった食材どうしようか・・・
レシピ
牛肉薄切り
生クリーム
マッシュルームもしくはなんかキノコ。エリンギとか
①たまねぎを繊維に垂直に薄切り
②肉を食べやすいサイズに切る
③にんにくみじん切りを炒める。たまねぎをいれてあめ色になるまで弱火で炒める
④肉とキノコを炒め、頃合を見計らって水100ccとコンソメ半分量入れて煮る
⑤ケチャップ大匙2とソース大匙1を入れて煮る
⑥味付けを整えて、最後に生クリームを入れる